新しい物を買ったのに、古い物がまだ家に残っている。そんなことがあります。
買い替えたつもりで新しい物を迎えたのに、古い方は「まだ使えるし」とそのままになっている。気づけば、家の中には同じ役割の物が二つあります。
——そんな覚えのある人に向けて書きます。
先に結論を言うと、買い替えたつもりでも、古い物の次の役割が決まっていなければ、「交換」ではなく二つとも残った状態になることがあるのだと思います。

新しい物を買ったのに、古い物がまだそこにある
新しい物に買い替えるとき、頭の中では「これで入れ替わる」と考えています。
でも、実際に古い物を目の前にすると、まだ壊れていない、まだ汚れていない、まだ使えそうだと感じます。捨てるには早い気がして、とりあえず置いておく。その「とりあえず」が、そのまま定着してしまうことがあります。
「まだ使える」と思うのは自然なこと
新しい物へ替えたからといって、昨日まで使えていた物が急に使えなくなるわけではありません。
だから、「まだ使えるのに手放すのはもったいない」と感じるのは自然だと思います。問題なのは、そう感じることではなく、残した古い物をこれからどうするかが決まらないままになることなのかもしれません。
「まだ使える」が、交換を追加に変える
古い物を残したまま新しい物を迎えると、その時点で家の中の物の数は減っていません。
買い替えたつもりでも、実際には「追加で買った」のと同じ状態です。新しい物のぶんだけ場所が必要になり、収納は前より狭くなります。「交換」のつもりでいると、この変化に気づきにくいのだと思います。
新しい物を迎えたからといって、古い物を必ず手放す必要はありません。ただ、買い替えだったはずなのに古い物の扱いだけ決まっていないと、いつの間にか二つとも残ることがあります。残すなら何に使うのか、手放すならどう出すのか。古い物の次の行き先まで一度考えておく。そこまで含めて、「交換」と考えてもいいのだと思います。
古い物の次の役割を、買う前に考えておく
買い替えを「なんとなく二つある状態」にしないために、こんな見方があります。
- 買う前に、古い方をどうするか一度考える
- 残すなら、次に何へ使うのかを見る(予備・別用途・使い切ってから手放すなど)
- 手放すなら、使い切る・譲る・処分するなど、行き先だけ決めておく
その場で処分まで終わらせなくてもかまいません。古い方がこれからどうなる物なのか分かっていれば、それで十分な場合もあります。

交換を追加にしないための小さな工夫
古い物を残すか迷ったときは、「古い方には、次の役割があるか」を一度見てみます。
予備として残す。別の用途で使う。使い切ってから手放す。そう決まっているなら、二つあること自体が問題とは限りません。一方で、「まだ使えるから」だけで残していて、次にどう使うかが決まっていない物もあります。残すか捨てるかより、古い方の役割が決まっているか。そう見ると、「交換」と「なんとなく追加された状態」を分けやすくなると思います。

それでも、すぐには手放せない物もある
古い物の行き先を考えていても、その日に手放せるとは限りません。
回収日を待つ物もあれば、最後まで使い切ってから出したい物もあります。すぐ家からなくならなくても、古い方をこれからどうするか決まっているなら、「何となく残っている」のとは少し違います。今のやり方で特に困っていない人は、無理に手放さなくても大丈夫です。
今日できる、小さな一歩
最近買い替えた物を一つだけ思い浮かべて、古い方に今、どんな役割があるかだけ見てみてください。
予備なのか、使い切る途中なのか、特に決まっていないのか。手放すかどうかは、今日決めなくて大丈夫です。
おわりに
買い替えたつもりでも、古い物の次の役割が決まっていなければ、「交換」ではなく二つとも残った状態になることがあるのだと思います。
新しい物を迎えることと、古い物の扱いを決めることは、本来近い場所にあるはずです。
古い物の次の役割を、買う前か使い始めた直後に一度考えておく。そうしておくと、「交換したつもりだったのに、なぜか二つある」という状態には気づきやすくなると思います。
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