節約中でも暮らしを楽しむには、「小さな楽しみ」を先に決めておく

整える暮らし

節約しているのに、暮らしが軽くならない日がある

仕事で疲れて帰ってきた夜、まっすぐ家に帰る前にコンビニへ寄りたくなることがあります。

甘いものを一つ買う。

飲み物を買う。

なんとなくスマホで欲しいものを探す。

その場では、少し気がまぎれます。

でも、こういう小さな支出が続くと、あとから家計に残ります。

かといって、全部を我慢すると、今度は暮らしそのものがしんどくなります。

節約は大事です。

ただ、楽しみまで削りすぎると、暮らしは軽くなるどころか、気持ちが荒れてしまうことがあります。

この記事は、整える暮らしシリーズ第13話として、低収入でも暮らしを荒らさないために「お金を使わなくても満足できる小さな楽しみ」を決めておく話を書きます。

お金を使わないことを目的にしない

お金を使わない暮らし、と聞くと少し苦しい印象があります。

何も買わない。

どこにも行かない。

楽しみを減らす。

そういう方向に寄りすぎると、節約は続きにくくなります。

大事なのは、お金を使わないことそのものではありません。

少ないお金でも、ちゃんと回復できる楽しみ方を持っておくことです。

たとえば、家で温かい飲み物を飲む。

近所を少し散歩する。

図書館で本を借りる。

机の上だけ整える。

どれも派手ではありません。

でも、疲れた日の気持ちを少し戻してくれるなら、十分に意味があります。

simple entryway before a walk

満足度の高い楽しみは、金額とは比例しない

前回の記事では、「満足度の低い支出」を減らす話を書きました。

今回はその続きとして、減らすだけで終わらず、少ないお金でも満足感を残す楽しみ方について書きます。

以前は、気分を変えるには何かを買う必要があると思っていました。

新しい服。

便利そうな収納用品。

少し高い外食。

気分転換の買い物。

もちろん、それで満足できる日もあります。

でも、買った瞬間だけ気分が上がって、あとから物や支出の管理が増えることもありました。

低収入で暮らしを整えようとするとき、支出額だけを見ると判断を間違えることがあります。

安いか高いかよりも、使ったあとに気持ちが残るか。

暮らしが少し楽になるか。

また同じように使いたいと思えるか。

そこを見る方が、自分に合うお金の使い方が見えやすくなります。

小さな楽しみは、先に決めておく

疲れているときほど、人は考える力が残っていません。

仕事終わりに「今日は何で気分転換しよう」と考えると、手軽な買い物に流れやすくなります。

だから私は、先に小さな楽しみを決めておく方がいいと感じています。

私の場合、疲れている日に続きやすいのは、準備がほとんどいらないものです。

  • 夜は家で温かい飲み物を飲む
  • 休みの日の朝に少し散歩する
  • 図書館で借りた本を数ページだけ読む
  • 机の上だけ整えてから寝る

どれも小さなことです。

でも、「今日はこれで少し戻そう」と先に決めておくと、買い物で気分を埋めようとする回数が減ります。

大きな趣味でなくていいと思います。

準備が軽くて、お金がかからず、疲れていてもできるもの。

そういう楽しみをいくつか持っておくと、無理に買い物で気分を埋めなくてもよくなります。

quiet evening desk with mug and book

低収入でも続けやすい楽しみは、準備が軽い

楽しみは、お金がかかるものだけではありません。

ただ、続けやすい楽しみには共通点があると思います。

それは、始めるまでの準備が軽いことです。

道具が多すぎる。

移動に時間がかかる。

毎回お金がかかる。

片付けが面倒。

こういう楽しみは、楽しくても疲れている日には少し重くなります。

反対に、散歩や読書、軽い筋トレ、家でのコーヒー、部屋を少し整えることは、始めるまでの負担が小さい。

1Kや狭い部屋でもできます。

夜勤明けや仕事終わりでも、短い時間でできます。

お金を大きく使わなくても、気持ちを戻すきっかけになります。

私自身、暮らしを整える中で感じるのは、続くものほど仕組みが軽いということです。

これは介護の仕事でも同じです。

現場で回る仕組みは、手順が複雑すぎません。

誰かの気合いに頼りすぎず、疲れていてもできる形になっています。

暮らしの楽しみも、同じくらい軽くしておく方が続きやすいのだと思います。

お金を使う楽しみも、残していい

ここで間違えたくないのは、お金を使う楽しみを全部なくす必要はないということです。

温泉やサウナに行く。

好きなものを食べる。

必要な道具を買う。

たまに外でゆっくりする。

そういう支出まで全部なくすと、暮らしはかなり窮屈になります。

大事なのは、お金を使う楽しみと、お金をあまり使わない楽しみの両方を持っておくことです。

全部を買い物で満たそうとすると、家計がしんどくなります。

でも、全部を我慢で埋めようとすると、気持ちがしんどくなります。

だからこそ、普段は小さな楽しみで回復し、満足度の高い支出はちゃんと残す。

その方が、低収入でも暮らしが続きやすくなると思います。

まずは「お金をかけない回復方法」を一つ決める

今日から大きく生活を変える必要はありません。

まずは、お金をかけずに少し気持ちが戻ることを一つだけ決めてみてください。

たとえば、仕事帰りにコンビニへ寄る前に、家で温かい飲み物を飲む。

休みの日に、買い物へ行く前に10分だけ歩く。

夜、スマホで欲しいものを見る前に、机の上だけ整える。

それくらいの小ささで十分です。

節約は、楽しみを削るためのものではありません。

限られたお金と時間の中で、自分が回復できる暮らしを残すためのものです。

お金を使わなくても満足できる小さな楽しみを決めておく。

それだけでも、暮らしは少し整いやすくなります。

整える暮らしシリーズを続けて読む

この記事は、こたログの「整える暮らし」シリーズの1本です。

限られた収入と時間の中で、物・お金・心の管理コストを減らし、自分が回せる暮らしを作る工夫を書いています。

[整える暮らしシリーズの記事一覧はこちら](https://kotalog.conohawing.com/category/totonoeru-kurashi/)


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