夜勤が明けて、朝に帰ってくる。
まだ午前中で、一日はこれからのはずなのに、何もできないまま終わる。
——そんな日がある人に向けて書きます。
先に結論を言うと、夜勤明けを、休み一日分として扱わなくてもいいのだと思います。カレンダーの上では空いていても、そこはもう、一晩働いたあとの時間です。
夜勤明けの日は、カレンダーの上では空いている
夜勤が終わるのは朝です。
そこから夜まで、時間としては長く残っています。予定表を見ても、その日には何も入っていません。
空いている日に見えます。
だから、そこに用事を入れることになります。買い物、手続き、予約。日勤の日には行けない場所ほど、この日に置かれます。
勤務表では「明け」でも、私用の予定表では空いて見える
勤務表を見ると、その日には「明」と書かれています。夜勤に続く一日として、ちゃんと扱われています。
ただ、自分の私用の予定表を開くと、その日には何も入っていないことが多いと思います。
勤務としては続いているのに、私用のカレンダーの上では空白に見えます。
空白に見えるところへは、予定を置きたくなります。記録の形が、その日を「空いている日」に見せているのかもしれません。
だから、つい予定を入れてしまう
平日の日中でないと行きにくい窓口や用事もあります。役所の手続きや通院のように、日勤の日には難しいものです。
夜勤明けなら、時間だけはあります。
そう考えて予定を入れて、当日になって動けない。そういうことが起こります。

私は、夜勤明けを休みだと思っていない
私の場合、夜勤明けの日を休みとしては数えていません。
仕事終わりの、回復のための時間として扱っています。
私の感覚では、日勤の日に帰宅してから寝るまでの時間に近いです。ただ、その時間が、たまたま朝から始まっているだけです。
そう考えると、その日に大きな予定を入れないのは自然なことになります。
私の夜勤明けは、だいたいこの二つ
私が夜勤明けにしているのは、温泉に行くか、家の風呂に入ってすぐ寝るかです。
特別な用事がある日以外は、それ以外で出かけることはあまりありません。
温泉に行くのも、時間があるからではありません。疲れたから行きたい、というほうです。
それでも、入れる日はある
まったく予定を入れない、という話ではありません。
私も、特別な用事があるときは入れます。その日でないと難しいこともあるからです。
ただ、私の場合は、入れる日のほうを例外にしています。 何もない日を標準にして、必要なときだけ足す。順番がそうなっているだけだと思います。
私も、行こうとして行けなかったことがある
とはいえ、予定を入れてしまうこともあります。
夜勤明けに一度家へ帰ってから、買い物に行こうとして、行けなかったことがあります。帰り道に寄っていれば行けたかもしれませんが、いったん帰宅すると、そこからもう一度外へ出るのが重くなりました。
美容院の予約を取ろうと思っていて、手が付かなかったこともあります。病院に行くつもりが、別の日に変えたこともあります。
時間はありました。それでも動けませんでした。
動けなかったことを、意志の弱さとして数えなくていい
こういうとき、「時間があったのにできなかった」と数えてしまいます。
ただ、その時間は、もともと自由に使える時間ではなかったのかもしれません。一晩働いたあとに残っている時間を、休みの日と同じように扱って予定を置いた。
動けなかったことまで、意志の弱さとして数えなくていいのだと思います。予定を置いた日が、その用事には合っていなかっただけかもしれません。

空白を埋めるほど、「できなかった予定」も増える
夜勤明けのカレンダーが空いていると、そこへ予定を足したくなります。
ただ、予定を一つ置けば、その日は「できたか、できなかったか」を数える項目も一つ増えます。
もともと勤務後の時間として空けていたなら、何もしないことは未達ではありません。
空白だから、必ず予定を置かなければならないわけではないのだと思います。
別の日に変えるのは、あきらめではない
私は、行けなかったときは別の日に変えています。
やめるのでも、無理に行くのでもなく、日をずらすほうです。
病院も美容院も、その日でないと行けないわけではありませんでした。夜勤明けに置いたのは、単にその日が空いて見えたからです。
予定を取り直すことは、失敗の後始末ではなく、置く日を見直すことでもあります。
私の場合、「夜勤明けだからできること」は特にない
夜勤明けは平日の昼間が空くので、そこを活かしたくなるかもしれません。
ただ、私の場合、夜勤明けだからできること、というのは特に思いつきません。
平日の昼間に行けるという意味では、確かに条件はそろっています。ただ、行くための体力のほうが残っていません。
空いているのは時間で、余っているのは体力ではないのだと思います。

今日できる、小さな一歩
もし何か一つだけ試すなら、これまでに夜勤明けへ入れて、できなかった予定を一つ思い出してみてください。
そのうえで、それは「その日でないとできないこと」だったかを見てみます。
役所の手続きのように、平日でないと難しいものもあります。ただ、買い物や予約のように、別の日でもできたものもあるかもしれません。
今日は、実際に予定を動かさなくてもかまいません。「夜勤明けでなくてもよかったか」を一度見るだけで十分です。
おわりに
夜勤明けに動けないのは、気力が足りないからとは限らないと思います。
私は、夜勤明けを「休み」ではなく、仕事が終わったあとの時間として扱っています。
カレンダーの上では朝から空いていても、その時点ですでに一晩働いたあとです。だから、空白があるからといって、休みの日と同じだけ予定を置かなくてもいい。
その日にしかできないことなら入れる。別の日でもいいなら、動かしてみる。予定を変えることは、できなかった日の後始末ではなく、置く日を見直すことでもあります。
夜勤明けをどう使うかは人それぞれです。ただ、「朝だから一日はこれから」とだけ数えなくてもいいのだと思います。
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