嫌な家事が後回しになる人へ。好きなこととセットにして始める整え方

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洗い物をしないといけない。

洗濯物もたたまないといけない。

ゴミもまとめた方がいい。

頭では分かっているのに、なかなか体が動かない日があります。

仕事で疲れて帰ってきたあと、家事を前にすると、それだけで気持ちが重くなる。

「また後回しにしてしまった」

「自分は家事が苦手なんだ」

そうやって、自分を責めたくなることもあります。

でも、嫌な家事が後回しになるのは、意志が弱いからとは限りません。

家事そのものが嫌というより、疲れている日に「始めるまで」が重いだけかもしれません。

この記事は、整える暮らしシリーズ第25話として、嫌な家事を気合いで好きになるのではなく、好きなこととセットにして始めやすくする整え方をまとめます。

嫌な家事が後回しになるのは、意志が弱いからではない

嫌な家事が残っていると、部屋の中に小さな引っかかりが残ります。

シンクの食器。

床に置いたままの物。

洗濯カゴの中の服。

ゴミ箱に入りきらなくなった袋。

目に入るたびに「やらないと」と思うのに、すぐには動けない。

この状態が続くと、家事そのものよりも、自分を責める時間の方が増えていきます。

でも、疲れている時に動き出せないのは自然なことです。

介護の仕事のように、体も気持ちも使う仕事をしていると、帰宅後には判断する力がかなり減っています。

仕事中は動けていたのに、家に帰った瞬間に止まる。

これは、怠けているというより、もう一日のエネルギーを使い切っている状態に近いです。

だから、家事を続けたいなら、まず自分を責めるより、始めるまでの重さを減らす方が現実的です。

家事を好きになるより、始めるきっかけを軽くする

家事を楽しくしよう。

家事を好きになろう。

そう思っても、うまくいかないことがあります。

洗い物は洗い物です。

洗濯物をたたむことが、急に楽しい趣味になるわけではありません。

無理に好きになろうとすると、できなかった時にまた自己嫌悪になりやすいです。

だから、目指すのは「家事を好きになること」ではなく、「始めるきっかけを軽くすること」です。

嫌な家事を、すでに少し楽しめている行動にくっつける。

好きな音声を聞く。

温かい飲み物を用意する。

お風呂に入る前に一つだけ済ませる。

寝る前の音声を流す前に、机の上だけ戻す。

こうすると、家事だけを単独で始めるより、少し動き出しやすくなります。

好きな音声を聞きながら洗い物を始めやすくする、疲れた日のキッチンまわり

好きなこととセットにすると、嫌な家事の重さが少し減る

嫌な家事は、単体で見ると重く感じます。

「洗い物をしよう」と思うだけだと、どうしても面倒です。

でも、「好きな音声を聞きながら、シンクの食器だけ洗う」なら、少し始めやすくなります。

たとえば、こんな組み合わせです。

洗い物と、好きな音声。

洗濯物たたみと、短い動画。

掃除機をかける前に、コーヒーを淹れる。

ゴミまとめと、入浴前の流れ。

キッチンリセットと、寝る前の音声。

大事なのは、家事を大きくしないことです。

「音声を聞きながら家中を片付ける」ではなく、まずはシンクだけ、机の上だけ、タオルだけ。

このくらいで十分です。

好きなこととセットにする目的は、家事を完璧に終わらせることではありません。

始めるまでの抵抗を少し下げることです。

介護士の暮らしでも続けやすい、疲れた日の小さな家事セット

疲れている日の家事は、最初から小さくしておいた方が続きます。

特に、夜勤明けや遅出終わりの日に、部屋全体を整えようとするとしんどくなります。

遅出で帰ってきた日は、夕食と入浴だけで精一杯になることがあります。

夜勤明けの日も、頭では片付けたいと思っていても、体が先に止まることがあります。

その日は、全部やらなくていい。

一つだけでいい。

たとえば、夜勤明けは洗濯だけ回す。

入浴前にゴミだけまとめる。

お湯を沸かしている間に、コップだけ洗う。

寝る前の音声を流す前に、机の上だけ戻す。

こういう小さな家事セットなら、疲れている日でも少しだけ入りやすくなります。

ポイントは、家事を「予定」として増やしすぎないことです。

好きなことの前後に、ほんの少しだけ置く。

それ以上は、元気な日に回しても大丈夫です。

暮らしを整えることは、毎日すべてを完璧に戻すことではありません。

疲れている日でも、自分が戻ってこられる形を残しておくことです。

温かい飲み物と洗濯カゴを置いた、疲れた日の小さな家事セット

セット化で失敗しないコツは、家事を大きくしないこと

家事を好きなこととセットにする時、最初から大きくしない方がいいです。

「音声を聞きながら部屋を全部片付ける」

「動画を見ながら洗濯物を全部たたむ」

「コーヒーを淹れたら、キッチンを全部リセットする」

こうすると、最初はよくても続きにくくなります。

セット化する家事は、小さすぎるくらいでちょうどいいです。

5分以内。

一か所だけ。

一工程だけ。

洗い物ならコップだけ。

片付けなら机の上だけ。

洗濯物ならタオルだけ。

このくらい小さくしておくと、疲れている日でも手をつけやすくなります。

小さく終わると、「少しできた」という感覚が残ります。

この感覚は、次に戻ってくるための助けになります。

今日できる小さな一歩:嫌な家事を一つだけ、好きな行動と組み合わせる

今日やることは、一つだけです。

嫌な家事を一つ選んでください。

洗い物。

洗濯物。

ゴミまとめ。

机の上を戻すこと。

その中から、一番小さくできるものを一つだけ選びます。

そして、それを好きな行動の前後に置いてみます。

好きな音声を聞く前に、コップだけ洗う。

お風呂に入る前に、ゴミだけまとめる。

コーヒーを淹れる前に、机の上だけ戻す。

寝る前の動画を見る前に、洗濯物のタオルだけたたむ。

これくらいで十分です。

嫌な家事を好きになれなくても大丈夫です。

好きなことにくっつければ、始めるハードルは少し下げられます。

気合いで全部やるのではなく、動き出しやすい形にする。

それだけでも、疲れている日の暮らしは少し回しやすくなります。

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