【番外編】何もしない休日に、ソロキャンプへ。焚火と温泉でただぼんやりした話

整える暮らし

こんにちは、こたです。

今日はいつもの「整え方」の話から少し離れて、番外編を書きます。

昨日から今日にかけて、一人でキャンプに行ってきました。

目的は観光でもイベントでもなく、ただ何もしない時間を作ることでした。

特別なことは、何もしていません。

温泉に入って、焚火を眺めて、ぼんやりしていただけ。

でも、その「何もしない時間」が、思っていたよりずっと、心と体を回復させてくれました。

夜勤や遅出で気を張り続ける毎日の中で、こういう時間がどれだけ大事か。改めて感じたので、記録として残しておきます。


朝の光が差し込む緑のキャンプ場

「何かしなきゃ」を持っていかない

休みの日って、つい予定を詰めてしまいます。

たまった家事、行きたかった場所、会いたい人。

せっかくの休みだから有意義に過ごさなきゃ、と思っているうちに、休んだはずなのに疲れが残る。

そういうこと、ありませんか。

私も、休みのたびに「あれもこれも」とリストを作っては、半分も終わらずに自己嫌悪、を繰り返してきました。

今回は、そこをやめてみました。

「何かを成し遂げる」キャンプではなく、「何もしない」ためのキャンプ。

予定は、温泉に入ることと、焚火をすることだけ。あとは決めずに行きました。


キャンプの焚火台で燃える炎

焚火は、ただ眺めているだけでよかった

着いて、火をおこして、あとはずっと眺めていました。

スマホはバッグの奥にしまったまま。

仕事のことを考えようとしても、火がパチパチ鳴る音と、揺れる炎を見ているうちに、頭の中がだんだん静かになっていきました。

普段は、休んでいても頭のどこかで仕事のことが動いています。

利用者さんのこと、次のシフトのこと、明日の準備。

それが、焚火の前では不思議と止まっていました。

薪が崩れて、火の粉がふわっと舞う。それをまた、ぼんやり見る。

時間が、いつもよりゆっくり流れている気がしました。

普段は分刻みでシフトを動いて、帰ってからも時計を気にしている。その感覚が、少しずつ抜けていきました。

何かを考えようとしなくていい時間。

それが、こんなに贅沢なものだとは思っていませんでした。

焚火がよかったというより、何かを考えなくていい時間がよかったのだと思います。


澄んだ川と奥に見える赤い橋

温泉で、体の力が抜けた

近くの温泉にも入ってきました。

熱いお湯に肩までつかって、ふうっと息を吐く。

夜勤明けの体に残っていた力みが、少しずつ抜けていくような気がしました。

ここでも、何も考えませんでした。

「疲れを取らなきゃ」とも思わない。ただ、お湯に体を預けるだけ。

湯から上がって、夜風にあたりながら、また焚火のところへ戻る。

その往復だけで、一日が終わっていきました。何も予定していないのに、満たされている。

休もうとすると、かえって力が入ることがあります。

でも、何も目指さずにいると、勝手に力が抜けていきました。


木々の間から見上げた満天の星空

夜は、ただ空を見上げていた

日が暮れて、あたりが暗くなると、空に星が出てきました。

街にいると気づかないけれど、何もない場所では、こんなに星があるんだと驚きました。

寝転がって、ただ見上げる。

何の役にも立たない時間です。生産的でもないし、誰かのためにもならない。

でも、普段ずっと「役に立つこと」ばかり考えているからこそ、何の役にも立たない時間が必要だったのかもしれません。

大事だったのは、特別な何かをすることではなく、「何もしない時間を、自分に許すこと」だったのだと思います。


帰ってきて、思ったこと

家に帰ると、また日常が始まります。

洗濯物もあるし、明日の準備もある。

でも、焚火を眺めていたあの静かな時間が、まだ少し体に残っている気がします。

「何もしない」を、ちゃんと予定に入れる。

それは怠けることではなくて、また働くための準備なんだと、改めて思いました。

こたログでいつも書いている「疲れている日でも回る暮らし」も、根っこは同じです。

頑張りを増やすのではなく、休みを大事にする。整えるというのは、そういうことなのかもしれません。


キャンプじゃなくても、椅子が1脚あればいい

こう書くと、「キャンプはお金も時間もかかるし、自分には無理」と思うかもしれません。

確かに、道具をそろえて遠くまで行くのは、気軽とは言えません。今回のキャンプも、私にとっては少し特別な贅沢でした。

でも、私が回復できたのは、高い道具のおかげではありませんでした。

焚火でも温泉でもなく、「何もしない時間を、自分に許したこと」が効いたんだと思います。

だとしたら、同じ時間は、もっと近くでも作れます。

椅子を1脚だけ持って、近所の公園や河川敷に座る。ただぼんやり、流れる雲や水を眺める。

こういう過ごし方を「チェアリング」と呼ぶこともあるそうです。

名前は知らなくても、やることはシンプルです。椅子を持って、外でぼんやり座るだけ。

自転車に椅子を積んで、少し遠くの自然まで足を延ばすのもいい。

大げさな準備はいりません。椅子1脚と、何もしない時間を自分に許す気持ちがあれば、それで十分です。

お金をかけない小さな趣味の整え方も、こういう過ごし方と相性がいいです。


今日できる小さな一歩:次の休みに「何もしない時間」を30分だけ作る

番外編なので、最後も軽く。

キャンプに行かなくても、「何もしない時間」は作れます。

次の休みに、30分だけ、何の予定も入れない時間を作ってみてください。

スマホも置いて、ただぼんやりする。お茶を飲むだけでもいいです。

何もしない時間は、サボりではなく、回復の時間です。


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この文章は、こたログの番外編です。普段は「整える暮らし」シリーズとして、限られた収入と時間の中で、物・お金・心・暮らしの仕組みを少しずつ軽くする工夫をまとめています。

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