調べている時には、もう行くつもりだった

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行きたいと思ってキャンプ場を調べていた時、私は迷っていたというより、もう行くつもりだったのだと思います。

シフトが公開されてから、ずっとキャンプのことを考えていました。

月末には3連休があります。

3連休といっても、1日目の夕方には会議があり、職場へ行かなければなりません。

それでも、キャンプには行ける。

行き先として考えていたのは、静岡・山梨の富士山周辺です。

関西からだと、ゆっくり休憩を取りながら6〜7時間ほどの運転になります。しかも、運転するのは自分一人。

週間予報には、雨の可能性もありました。

それなのに、キャンプ場のことは何度も調べていたんです。

夜の部屋で、ノートパソコンとスマホが光っている机の上。マグカップが一つ置かれている

調べていたのは、行くためのことだった

「雨の予報はどうなったか、気温はどれくらい下がるだろうか」

気になっていたのは、そんなことでした。

天気予報を確認して、現地の気温を調べる。どれくらい寒くなるのか、どんな防寒具が必要になりそうか。

キャンプ場で使う道具も考えていました。

関西から富士山周辺まで、どのルートで向かうのか。移動には何時間かかり、途中でどこに寄っていくのか。

キャンプ場の予約サイトも、何度も確認しました。

前から行きたかったキャンプ場には、平日のおかげか、まだ空きがありました。

こうして振り返ると、調べていたことのほとんどが、実際に行くために必要な情報だったんですよね。

もちろん、頭の中にあったのは行くことばかりではありません。

行く前提の言葉と、やめる理由の言葉。

正確に数えたわけではありませんが、体感で7対3くらい。

行く前提で考えていることの方が、ずっと多かったと思います。

まだ予約はしていないし、見送ろうかと思うこともある。

それでも、次に確認するのは天気だったり、キャンプ場の空きだったり。

調べる手を止めずにいたこと自体が、自分の気持ちを表していたように思います。

やめる理由も、ちゃんとあった

実際、行くのをやめようかと思ったことは何度かありました。

寒すぎないだろうか。

一人で長距離を運転するのか。

天気もあまり良くなさそう。

遠くまで行かなくても、近場でキャンプを楽しめるんじゃないか。

交通費もかかるし、キャンプ場でもお金を使う。

そもそも、準備に時間がかかりすぎるんじゃないか。

そんな理由が、いくつも浮かんでいました。

しばらく悩んでいました。

それでも、キャンプ場の予約サイトは見続けていました。

もし、その間に予約枠が埋まってしまっていたら、今回は諦めていたかもしれません。

でも、実際には空きがあった。

一週間前になって、ようやく予約を入れました。

今思うと、調べる時点で既に行くつもりにはなっていたんでしょうね。

最後に空きがあって、実際に行けることが決定打になっただけだったのだと思います。

やわらかい光が入る部屋の机の上。卓上カレンダーとノートパソコン、マグカップ

予約してから、考えることが変わった

予約を入れてからは、それまで頭に浮かんでいたことの扱いが変わりました。

例えば、寒さ。

予約前は「寒すぎないだろうか」と、行くのをやめる理由の一つになっていました。

でも、予約した後は違います。

十分な防寒具を持っていけばいい。

一人での長距離運転についても、同じでした。

行くかどうかを考える材料だったものが、ルートや休憩時間を調整して、無理のないように計画する話に変わっていました。

距離があることも、交通費がかかることも、準備に時間を使うことも。

予約した後には、そうしたことも旅行の楽しみの一部だと思っていたんです。

変わったのは、それらを「行くのをやめる理由」として考えるのか、「行くためにどうするか」として考えるのか、ということでした。

そして、最後まで気になっていたのは、キャンプ当日の天気だけ。

雨の予報がどうなるかを確認しながら、出発の日を迎えることになりました。

玄関の床に、たたんだ厚手の上着と防寒小物、大きめのバッグが置かれている

当日は強い雨にならず、夜には雲が晴れて富士山が見えました。その日のことは、別の記事に書いています。

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