LINEの返信を何度も書き直してしまう人へ。相手の受け取り方まで整えなくていい

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LINEやメッセージを送る前に、文面を書いては消し、書いては消し、を繰り返してしまうことがあります。

言いたいことは決まっているのに、言葉の選び方や語尾のニュアンスが気になって、なかなか送信ボタンを押せません。

——そんな経験がある人に向けて書きます。

仕事の連絡でも、友人とのやり取りでも、内容が重ければ重いほど、この作業に時間がかかりやすくなります。

先に結論を言うと、一度の文面で完璧に伝えようとしなくてもいいのだと思います。

夜の部屋でスマートフォンを両手で持つ手元

送信する前に、何度も文面を消してしまう

「了解です」にするか「わかりました」にするか。語尾に「!」をつけるかどうか。句読点の位置。

スタンプを一つ入れるかどうかで悩むこともあります。

こうした小さな判断の積み重ねが、送信までの時間を長くしているのだと思います。

細かい部分が気になって、書いては消す作業を繰り返すことがあります。用件自体はとっくに決まっているのに、文面が仕上がらないまま時間だけが過ぎていきます。

一文字打っては消し、また打っては消し、を何度も繰り返しているうちに、下書きの履歴だけが増えていくこともあります。結局、最初に書いた文面に近いものに落ち着く、ということも少なくありません。特に、目上の人やあまり親しくない相手へのメッセージでは、この作業に時間がかかりやすくなります。

文字だけでは、伝わらない部分がある

対面なら表情や声の調子、電話なら声の調子があります。文字だけのやり取りでは、そうした手がかりが少なくなります。

相手の表情や間の取り方が見えないぶん、こちらが想像で埋めなければならない部分が増えるのだと思います。

そのぶん、「冷たく見えないか」「素っ気なく感じないか」と、文面から相手の受け取り方を想像することがあります。

たとえば「大丈夫です」という一文でも、声に出せば安心させる響きにも、突き放す響きにもなります。文字だけだと、そのどちらの意味で読まれるかを、書いた側では選べません。絵文字やスタンプを付け足すかどうかで悩むのも、この手がかりの少なさを埋めようとしているからなのだと思います。

一度で「ちょうどいい」を目指してしまう

送信したあとは、送る前ほど自由には直せないと感じることがあります。

だからこそ、送る前のこの一回で、失礼にならず、誤解されず、ちょうどいい距離感の文面に仕上げようとしてしまいます。一回の完成度を、必要以上に高くしようとしているのかもしれません。

編集や取り消しの機能があるサービスもありますが、相手がすでに通知を見てしまっていれば、直しても最初の印象は変えられません。だからこそ、通知が届く前の数秒に、必要以上の意味を持たせてしまうのだと思います。送信ボタンを押す直前になって、もう一度全体を読み返し、また細かい部分が気になって手が止まる、ということも起こります。

テーブルに伏せて置かれたスマートフォンとマグカップ

何度直しても、受け取り方までは決められない

整えられるのは文面まで。受け取り方までは整えられない。

言葉を変えても、相手がどう受け取るかは、こちらでは決められません。

何度も練り直した部分が、相手には特に気にならないこともあります。時間をかけた分だけ伝わり方が良くなるとは限らないのだと思います。

同じ文面を送っても、相手がその日忙しければ素早く読み流すでしょうし、時間に余裕があればじっくり読むかもしれません。文面そのものより、受け取る側の状況によって印象が変わることも多いのだと思います。文面を直す作業に集中している間、実際に相手がどう感じるかを確かめる手段は、こちらにはありません。

完璧な文面より、内容が伝わるかを見る

必要な用件が入っているか。大きな誤解につながりそうな抜けがないか。

まずはそこを確認できればいいのだと思います。言葉を何度直しても、相手がどう受け取るかまでこちらで決めることはできません。整えられるのは文面まで。受け取り方まで完璧に整えようとしなくてもいいのだと思います。

逆に言えば、必要な用件が抜けていたり、事実と違うことを書いてしまったりする方が、言い回しの硬さよりもよほど相手を困らせます。見るべきところは、そこなのだと思います。

それでも、気になって見返してしまう時はある

相手や内容によっては、どうしても慎重になる場面もあると思います。目上の人への連絡や、誤解を招きやすい内容なら、時間をかけて確認したくなるのも自然なことです。

そういう時まで、無理に早く送る必要はありません。

仕事の重要な連絡や、初めてやり取りする相手への一文なら、時間をかけて確認する方が安心につながることもあります。慎重になることと、書き直しを止められなくなることは、別の話です。

今日できる、小さな一歩

次にメッセージを送る前、最後に確認することを一つだけ決めておきます。

「伝えたい用件が入っているか」

今日は実際に送る場面がなくても、この確認基準を一つ決められれば十分です。

送った後にまた気になっても、その時点で用件が伝わっていれば、それ以上見返す必要はないのだと思います。

夜の部屋、テーブルに置かれたスマートフォンと静かな明かり

おわりに

文字だけのやり取りが増えるほど、こうした書き直しの時間も積み重なっていきます。

一度の文面で完璧に伝えようとしなくてもいいのだと思います。

言葉を選ぶこと自体が悪いわけではありません。ただ、その一回に完璧さまで求めなくてもいいのだと思います。

完璧に整った文面を目指すより、まず送ってみて、そこから会話を続けていく方が早く進むこともあります。

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