返信を待つ間、何度もスマホを見る人へ。送った時点で自分の番は一旦終わっている

整える暮らしシリーズのメンタル系アイキャッチ画像 整える暮らし

メッセージを送ったあと、返事が来るまでの間に、何度もスマホの画面を見てしまうことがあります。通知の設定を確認したはずなのに、それでも気になって開いてしまうことがあります。

通知が来ていないのは分かっているのに、また画面を開いてしまう。開いても、さっきと同じ画面が表示されるだけです。分かっていることと、実際にやめられることは、必ずしも同じではないのだと思います。

——そんな覚えのある人に向けて書きます。

先に結論を言うと、送った後の確認は、会話の続きではなく、ただの確認作業になっていることがあるのだと思います。

テーブルに置かれた画面の暗いスマートフォンとマグカップ

送ったあと、何度も画面を見てしまう

仕事の連絡やシフトのやりとりで返事を待っているとき、この確認を特にしてしまいます。普段の会話ならそこまで気にならないことでも、仕事に関わる連絡だと、返事が来るまでの間ずっと気にかかります。

送った内容が相手にどう伝わったか、いつ既読がつくか、返事はどんな内容か。気になることが多いぶん、画面を開く回数も増えます。一度確認しても安心できず、少し時間を置いてまた開いてしまう。その繰り返しになりやすいのだと思います。一度に気になることが重なると、それだけ確認したくなる回数も増えていきます。

気になるのは、落ち着きがないからではない

まず言っておきたいのは、これはあなたが落ち着きがないとか、我慢が足りないからというだけの話ではないということです。

返事次第で、その後の予定や動き方が変わる連絡なら、気になるのも不思議ではありません。気にすること自体を無理に止めようとするより、気になったときにどう振る舞うかのほうが、扱いやすい問題なのだと思います。止めることを目標にすると、うまくいかなかったときに自分を責める材料が増えてしまいます。

見ても、返事は早くならない

何度も画面を確認しても、相手が返事を書く速さは変わりません。画面を開く回数と、返事が届くまでの時間には、そもそも関係がありません。

分かっていても、画面を開くたびに、意識はまたそのやりとりへ戻ります。返事はまだ来ていなくても、自分の中では何度も同じ連絡へ戻っている状態になるのだと思います。頭の中では会話が続いているような感覚があっても、実際にはこちらから付け加えられることは、もう残っていないことが多いのだと思います。その感覚と実際の状況とのずれに気づけると、画面を開く前に一度立ち止まりやすくなるのだと思います。

送った時点で、自分の番は一旦終わっている

メッセージを送った時点で、こちらにできることは、いったん終わっています。

追加で送ることがなければ、その時点ではこちらにできることはありません。通知を使っているなら、次に確認するきっかけを通知へ任せる方法もあります。大事なのは、何回まで見るかを厳しく決めることではなく、送った直後からずっと自分の番が続いているわけではない、と区切ることだと思います。送信という動作そのものが、こちらの役割の終わりを示す一つの区切りだと考えることもできます。言葉を付け足したくなっても、送信したあとに直接書き換えることはできません。

ソファの肘掛けに伏せて置かれたスマートフォン

通知に任せられる部分もある

私自身、仕事の連絡やシフトのやりとりで、返事を待ちながら何度もスマホを見てしまうことがあります。急ぎの用件ほど、その傾向は強くなります。

ただ、送信が終わったあとに、こちらから追加でできることがない時間もあります。そんなときは、送信できたことまで確認したら、次に返事が来るまでは自分の番ではない、と考える方法もあると思います。

通知を使っているなら、次に画面を見るきっかけを通知へ任せることもできます。もちろん、気になってもう一度開く日があっても、それで失敗ということではありません。確認する回数よりも、確認したところで何が変わるわけではないと気づけているかどうかのほうが、大事なのだと思います。

夜の窓辺、カーテン越しの柔らかい明かりと観葉植物

それでも、気になって見てしまう日はある

こう考えていても、内容によってはやはり何度も画面を見てしまう日があります。

急ぎの用件や、返事次第で予定が大きく変わる連絡のときは、特にそうなりやすいと思います。急ぎで確認が必要な連絡まで、無理に見ないようにする話でもありません。それでも困っていないなら、無理に確認を減らさなくても大丈夫です。内容によって確認の重みが違うのは当然のことで、すべてを一律に「見ないほうがいい」とする必要はないのだと思います。確認する自由は、もともと自分にあるものです。それを縛るための話ではありません。

今日できる、小さな一歩

最近、返事が気になって何度かスマホを見たやりとりを一つ思い出してみてください。

そのとき、メッセージを送ったあとに、自分が追加でできることは残っていたかを一度だけ見ます。何もなかったなら、次に同じ場面が来たときは、送信が完了したところで一度画面を閉じる。今日は、そこまで決めるだけで十分です。決めたことを実行できるかどうかは、また別の話として、気にしなくて大丈夫です。

おわりに

送った後の確認は、会話の続きではなく、ただの確認作業になっていることがあるのだと思います。

返事を待つ時間そのものは、こちらではどうにもできません。変えられるのは、その時間の間、自分が何度画面を開くかというところだけです。

送った時点で、自分の番は一旦終わっている。そう区切ってみると、待っている間の過ごし方が、少し変わるかもしれません。変わらない日があっても、それでいいのだと思います。

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